Step.2-曲作りを始めよう
また、これを読んでいる方は音楽の知識(楽譜の読み方や音符の種類など)が既にあるものとして解説して行きます。
音楽の知識がまだ……という方は、まずは基礎からの音楽講座をご覧になってください。
さて、曲を作るということは、音符を1つ1つシーケンサーに入力して行かなくてはなりません。
何はともあれ、まずは、ここから始まります。
音符がない曲なんてありえないのですから。
そこで、音符を入力するために、スコアエディタを開きます。
スコアエディタとは、楽譜上に音符などの情報を入力して行く編集画面のことをいいます。
このスコアエディタを開くには、画面上側にあるアイコンバーの一番左にあるボタンをクリックします。
ちなみに、アイコンを説明すると、左側から、「スコアエディタ」「ステップエディタ」「ピアノロールエディタ」「エクスクルーシブエディタ」となっています。
スコアエディタが出てきたら、その何もない白紙の五線譜に音符を入力して行きましょう。
音符を入力するには、まずノートパレットというものを画面上に表示させます。
表示させるには、スコアエディタ画面の上側にあるアイコンをクリックします。
すると、画面上に右側の絵と同じノートパレットが表示されます。
このノートパレットから、入力したい音符の種類を選んで、楽譜上に音符を置いて行きます。
シャープや、フラットなどの臨時記号もノートパレット上で選択出来ます。
さて、音符の入力の仕方がわかったところで、実際に「喜びの歌」を楽譜に入力して行きましょう。
下に楽譜を載せておきますので、頑張って入力してみてください。
入力が終わったら、今度は再生させてみましょう。
プレイパネルの中にある「巻き戻し」ボタンを一度押して、プレイパネルの左側にある数字が「1.1.0」になるようにします。
そうしてから、「再生」ボタンを押します。
すると、入力された音符通りに演奏を開始します。
どうですか?
きちんと喜びの歌になっていたでしょうか?
うまく演奏出来ていたなら、もうバッチリです。
あとは、どんな曲でもこの作業を応用して行くだけです。
たとえば、ピアノでのコード演奏など、音符が縦に重なっているものは、楽譜通り音符を縦に重ねて行けばコードの音が演奏されます。