ブロードバンドとは

簡単にいえば、高速通信のこと。
高速通信にもいろいろと種類があるのだけど、それらすべてをひっくるめてブロードバンドという。

ISDN

通信速度はシングルで64Kbps、デュアルで128Kbps。
もはやブロードバンドとは言えない通信速度かも知れないが、手軽に安定したデジタル通信が出来るのが強み。
また、２回線が必ず確保されるので、シングルで通信している場合は、通信しながらの通話も可能なのが嬉しい。
常時接続サービスも開始されている。

ADSL

既存のアナログ電話回線を使用。
通信速度はおおむね500Kbps〜8Mbps。
一般的に、下りの最大速度が1.5Mbpsタイプのものと、8Mbpsタイプのものがあるが、プロバイダーによっては選択肢がない場合もある。

また、ADSLモデムという特殊なモデムと、電話局に集合モデムなるものが設置されていないと使えない。

CATV

ケーブルテレビの回線を使用。
ケーブルテレビ局によって通信速度は異なり、回線状況によっても通信速度が常に変動する。
おおむね、下り最高2〜14.3Mbps。
また、ケーブルテレビのケーブルが敷設出来るエリアでないと使用出来ないため、使用出来るエリアが限られてしまう。

FTTH

光ファイバーによる高速通信サービス。
通信速度は最大100Mbps。
ただし、まだ利用可能エリアが非常に狭く、利用可能な条件も限られている。

無線ネット

光ファイバー通信網と、無線通信基地局を使用して高速通信を可能にするサービス。
NTTがサービス準備を進めている。
通信速度は10Mbps弱。
基地局から見通しで700メートル範囲内ならば利用可能であるため、光ファイバーを自宅まで引き込めない場合にでも使用することが出来る。

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